心身症のフラストレーションも徐々に解決|コロッと明るいココロ

笑顔の女性

身体と精神の関係

窓の外を笑顔で見る女性

精神と身体は密接に繋がっているとはいいますが、必ずしも精神的に受けたダメージがすぐに身体に現れるというわけではありません。大抵の場合、身体に現れる前に精神的なショックから立ち直ることができ、身体に影響を及ぼす前に元気になることができるのです。しかし、心はそれほど強いものではないということは覚えておいた方が良いといえます。なんとなく身体のだるさが続いている、蕁麻疹が出ているのに皮膚には何の原因も見当たらないと言う時は心身症を発症している恐れがあります。身体の不調がなかなか治らないという時は、病院で正確に判断してもらう必要があるのです。
ストレスは脳や身体に多くの影響を与えます。脳では電気信号が流れ、神経伝達物質が「悲しい」「嬉しい」といった感情とともに全身の無意識による反応を伝えているのです。呼吸をする、眠るといった人間が意識する以外で働いている身体の動きもこういった神経伝達物質が司っています。ストレスがたまっていないときはこれらの電気信号や神経伝達物質は問題なく動いているのですが、ストレスがたまって精神的な回復ができないままでいると神経伝達物質らの働きにしわ寄せがきてしまうのです。それが心身症を引き起こします。

心身症とはストレスが身体に影響を与えるまでになっている状態のことをいいます。身体に症状が現れるのにも関わらず、身体には何の原因も見当たらないという場合、精神的原因を疑います。それではストレスを受けないようにすれば症状は回復していきます。治療についてもこのストレスの原因を改善していくことが最優先になります。しかし、現代社会ではストレスを受けずに生活をしていくことは難しいのです。
ところで、この心身症とよばれる症状はノイローゼと混同されやすいという特徴があります。この症状は心療内科で治療が行われているので、ノイローゼと間違って精神科を受けてしまわないように注意が必要です。心の在り方が身体に影響を及ぼしているとき、身体的なアプローチも必要になります。それを請け負うのが心療内科の役割なのです。精神的、身体的両方のアプローチをしていかなければ、ストレスからうまれる身体の痒みや神経性胃炎は根本的に解決することができません。現代は精神の社会ともいわれているので、どのようにこういった症状と付き合っていくのかしっかりと考えた方が良いのです。