心身症のフラストレーションも徐々に解決|コロッと明るいココロ

笑顔の女性

機能と器質の障害

カウンセリングを受ける男性

ところで心身症は一般的な総称として使われている言葉です。そのため、ある特定の症状だけを表すものではないのです。お腹が痛くなったり、蕁麻疹がでたり、その他関節リウマチなどを発症することもあります。身体に現れる症状しては実に色んなものがあり、一概にこの症状ではないので心身症ではないということはいえないのです。共通しているのはストレスによって神経伝達物質の流れが損なわれるということです。
ここでは一般的に現れる症状について言及していきますが、胃潰瘍や頭痛、蕁麻疹、下痢、喘息などが一般的に現れやすい身体の症状であるといえます。この身体に出てくる症状は一般的な腹痛と混同してしまいがちです。しかし、精神的な原因を放置してしまっては、症状はいつまでたっても解決することがありません。この症状を悪化させると身体的な負担以外にも精神的な影響も出てきてしまい、うつ病を発症することもあるといわれているのです。

うつ病を引き起こさないためにも、症状に気づいて早めに治療をすることは大切です。病気の定義としては心理的な因子が関与して器質や機能に障害をもたらすものとされています。社会的な背景も原因となるので、職場や学習の環境も見逃せない要因になります。器質とはつまり内臓器官などに生じる物理的な影響のことになります。たとえば胃に炎症がおきるなどのレントゲンや検査ではっきりと分かりやすいものです。それに加えて機能的な障害というものは、レントゲン等には写ることはない動きに関するものです。炎症は特に無いが腸や胃の動きが激しくなるというものがあります。代表的な例としては過敏性腸症候群などです。

消化管に現れる症状の他にも、めまいや失神を起こすものがあります。これも機能障害の一つであり、頭部内部の三半規管、聴覚や視覚などに影響がもたらされるものです。内分泌系に症状が出ることも多いです。内分泌系といえば甲状腺機能亢進があり、バセドウ病と混同しやすいので注意しましょう。機能障害では摂食障害も重要な症状の一つです。これは精神的な影響が最も現れやすい症状で、吐き気があって食べられないという特徴がない限りは心療内科的な治療分野になってくるといえます。心理面で摂食障害の他に現れる心身症の症状は失感情です。ストレス処理するために感情を押し殺すという症状なのです。これをしてしまってもうまく感情の昇華はできないので、より心身の悪化を促進させていけば失感情も進行してしまいます。